MiYA

三銃士のMiYAのレビュー・感想・評価

三銃士(1948年製作の映画)
3.6
三銃士ヲタとしての義務感から視聴しましたが、これが案外悪くないのです。

いままで色々な三銃士映画を見ましたが、ひょっとしたら本作が一番原作に忠実かもしれません。ダルタニアンと三銃士の出会いから、首飾り事件、バッキンガム公もよるミレディの幽閉、そして処刑と、重要エピソードが次々に展開されます(さすがに展開が早過ぎるのはいかんともしがたいですが)。

原作の設定変更は少なく、コンスタンスがボナシューの名付け子だったり(これは良い設定変更)、彼女が殺される場所が違ったりするぐらいでしょうか。

主役のジーン・ケリーはダルタニアンにしては年を食い過ぎていますが、身体能力の高さは折り紙付きですので、アクションの身のこなしは流石。歌もダンスもしないジーン・ケリーはなかなかの希少価値です。
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