真田風雲録の三人寄ればデントナ内野手のレビュー・感想・評価

ミッキー・カーチスがなだぎ武（ディラン時）に見える。

笑いに走るか（花柳小菊すらもクラウス・ノミばりの白塗りでコントに参加）ハイテンションな登場人物ばかりの中、佐藤慶は相変わらずのヌメッとさで低体温をキープ。いいよいいよそれでこそ佐藤慶…と思ったら最期あれかい。

歌ったり踊ったりハチャメチャかと思うとシリアスな話もやってくる。緩急つけてるといえばそうなんだけど、若干ちぐはぐな印象も。

それでもラストシーン（錦之助の歌声はじめて聞いた）の良さで力技で「いい映画観たぞ」という気にさせられる。