菜緒都

真田風雲録の菜緒都のレビュー・感想・評価

真田風雲録(1963年製作の映画)
1.7
まず、説明文の字のフォント!って思ったが、いきなりのスローでの戦が今でもびびるくらいのクオリティでびびった。
が、全体的に「加藤さん急にどうした?」という作品だった。
何もわからず見たので、序盤はシリアスとコメディのジェットコースターでクラクラした。

でも演出的にはところどころの長回しや構図の意味性は健在。柱や木で画面を分割するのとか。
1回転じゃないけど、顔の周りカメラが回るのも「やっぱりきたー」ってなった。

ATG的な姿勢とかも影響してるのかなーと思った。佐藤慶出てるし。
が、もうちょっとシーンの繋がりというか、映画としての一貫性も欲しかった。矛盾した願望かもしれないけど。

ラストショット無駄にヘリとか使ってそうで予算大丈夫か?と思った。
無駄とか言ってすいません。

単純に、良質な映画を作って欲しいと思ってしまった。
が、その反発なのかなとも思った。
菜緒都

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