まず、説明文の字のフォント!って思ったが、いきなりのスローでの戦が今でもびびるくらいのクオリティでびびった。
が、全体的に「加藤さん急にどうした?」という作品だった。
何もわからず見たので、序盤はシリアスとコメディのジェットコースターでクラクラした。
でも演出的にはところどころの長回しや構図の意味性は健在。柱や木で画面を分割するのとか。
1回転じゃないけど、顔の周りカメラが回るのも「やっぱりきたー」ってなった。
ATG的な姿勢とかも影響してるのかなーと思った。佐藤慶出てるし。
が、もうちょっとシーンの繋がりというか、映画としての一貫性も欲しかった。矛盾した願望かもしれないけど。
ラストショット無駄にヘリとか使ってそうで予算大丈夫か?と思った。
無駄とか言ってすいません。
単純に、良質な映画を作って欲しいと思ってしまった。
が、その反発なのかなとも思った。