レインウォッチャー

またまたあぶない刑事のレインウォッチャーのレビュー・感想・評価

またまたあぶない刑事(1988年製作の映画)
3.0
前作で身体にトレンディ抗体ができたのか、けっこう慣れてきた気がするぞ。
今作はアクロバティックなカースタントとか、鏡を使ったアングルとか見どころも多い。『ダーティ・ハリー』(めちゃうろ覚えだが)思い出すようなシーンもあったり。

しかし如何せん、ごく単純なはずのお話がわたしには全然わからないのである。いま何の目的で誰をどうしようとしてるんだっけ。
シリアスになるべきところでも平気でギャグ…ていうかおちゃらけを入れるから話の腰が古い乾麺くらいポキポキ折れるっていうのもあるし、あとこれは今作に限らない完全にわたしの持病なんだけれど、銃撃戦が始まると眠たくなっちゃうっていうのがありましてこれは病院のどこで診てもらえばいいんでしょうかブルース・ウィリス科とかですか。(そこはたぶんAGA外来)

なんかまあとにかくタカ&ユージは今回も大事な捜査からハブられて、単独行動して、悪者に罪を被せられたりしてたと思う、すくなくとも途中までは。
そしたら赤井英和(あんなに大きくなる前の)が出てきたり美女は案の定撃たれたり敵のボスがピアノ線で吹っ飛んだりとか、そんなかんじ。浅野温子はやっぱり裏で何かキメてると思う。

ひとつようやく理解できてきたのは、このシリーズは「バディ刑事もの」でも「アクション」でもなく、「ファンタジー」だってこと。神奈川県警港署はホグワーツ。