このレビューはネタバレを含みます
ピロスマニの幻想。
動く絵で表していたけどどうしてもセルゲイパラジャーノフ色が濃すぎてピロスマニらしさはなかった。
この手法はシャンゲラーヤ作品の方が成功してるのでどうしても。
野のシーンなんか…
あのパラジャーノフ作品も含めた「ジョージア映画祭」が開催されると聞いて、居ても立っても居られず、映画館へ。
画家ピロスマニを扱った作品だけに、絵が多く、パラジャーノフ色はやや控えめ。
でもやっぱ…
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ピロスマニと同じグルジア・トビリシ出身のパラジャーノフ(はアルメニア人)が敬愛する彼に捧げたオマージュ作品。
作品紹介とともにパラジャーノフらしい至極の映像美に引き込まれる。花冠のマルガリータが夢の…
マルガリータの微笑み、トビリシの人々のまなざし、ピロスマニが絵画として遺した彼らが、彼の芸術を目にした人々の前にまた新たなイメージとして息吹をふきかえす。そんな歓びが溢れ出す、讃美歌のような美しい映…
>>続きを読むピロスマニの絵の戯画的な人物や動物を切り取ってコラージュして、ひとつのからくり装置を作ってしまうのはパラジャーノフにしかできない 作風は完全に監督のそれだけど、ピロスマニに対するただならぬ敬意を感じ…
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