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魔女の宅急便のmztnのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
4.5
まず私くらいにもなれば冒頭5分で泣ける。

お父さんの「私の小さな魔女を見せておくれ」(台詞がお洒落で好き)
→「いつの間にこんなに大きくなっちゃったんだろう…」泣ける。。


よそ者、魔女であることからの疎外感、
いろんな焦りから周りのことも
自分のことも信じられなくなるキキが
人の優しさに触れながら成長していく姿。

何歳になって見ても、
気付かされるものがあります。

「何か得るものがあったら無くすものもある」
ジジの言葉が分からなくなることについて
いつかの宮崎駿氏が言っていた言葉。

猫と話せる未来を諦めていない身としては
ちょっと物悲しい展開だけど、
キキの魔法が深くなって一回り大きくなった
ってことだったんだね。

キキが大人になっていつかお母さんになったとき
「私も昔はジジの言葉が聞こえてたなぁ」
って思い出したりするのかな、なんて。


もう、こういうのに滅法弱くなってしまいました。
いつ見ても大好きです。
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