せーや

魔女の宅急便のせーやのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
3.9
ワカメちゃんばりのパンツ。

小さな田舎町で暮らす魔女、キキ。
彼女は一人前の魔女になるべく
「13歳の満月の夜、魔女のいない町に定住し、修行する」
という言い伝えのもと、港町コリコに移り住む。

ジブリ好きを豪語してる私ですが
実はこの作品、あんまり好きじゃなかったんです。

思春期真っ盛りのころ
トンボのウェイウェイ感が
たまらなく嫌だったんです。
「あいつマジでキキちゃんに近づくなよ」
と本気で思っていました。

しかし、それも今となっては良い思い出。
大人になった私は彼に嫌悪感など抱くことなく
「まあ、若いからなぁ。しょうがないさ。」
と、軽くあしらえるようになったのです。

まあ、そんなことは置いといて。

これは ある少女が
大人になる成長の物語。

今まで見たこともないくらいの大都会に住み
感じたことのない孤独感を味わい
そして人の温かさに気付き
まだ知らぬ恋を経験し
そして大人の階段を上っていくのです。

正直、コリコの街は
大都会とは言っても
伝統ある古い街並みの残る
オシャレな大都会。
むしろ住みたいくらいです。

私も田舎出身なので
初めて東京に出たときは困惑しました。
キキの思いはよくわかります。

キキもいいけれど
あたしはオソノさんが好きだなぁ。
色っぽい←

お金持ちのおばあさんのトコの
家政婦おばあちゃんも好き。
いつまでも少女なオチャメさが
男子の心を鷲掴み(?)

そしてジジ。
これがネコ好きにはたまらない。
昔は犬派だったんだけど
最近は猫愛が止まらない。

しゃべるのはもちろん
宮崎アニメは動物の描き方が非常に上手い。
細かな仕草が非常に可愛い。
それだけ←

猫を愛でる。
ただそれだけ←
せーや

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