エマニエル坊や

魔女の宅急便のエマニエル坊やのネタバレレビュー・内容・結末

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

多分4回目の鑑賞。

純粋無垢なキキが魔女として、普通の女の子としての自分に揺れながら、修行していく様がめちゃくちゃ好きです。

まず冒頭の主題歌の導入の仕方から好き。

黒猫のジジはキキの分身で、キキの保守的な面を表していて、キキの心の成長を黒猫のジジとの会話ができなくなったこと(自我の形成)で表現していると感じました。

パン屋のオソノさんは第二の母として、絵描きのお姉さんはキキの進むべき道を示してくれる魔女の理想像として、それぞれ出会い方や親密な関係になるまでの構成も完璧でした。