よ

魔女の宅急便のよのネタバレレビュー・内容・結末

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

キキが旅立ち、満月をバッグにユーミンのルージュの伝言がかかるオープニングは映画の中でもかなりお気に入り。

キキがなんで飛べなくなったのか、なんでジジとお話できなくなったのかは劇中では具体的に言及されてないから、色々と想像の余地があって良い。僕は劇中しきりに出てくる「13歳」という歳にヒントがあるのかなと。

子供から大人に変わる13歳って色々現実も見えてきて、いろんな壁に当たる時期。その葛藤を「魔法」というキーワードで展開させていったのかなと考えると、とても素敵な思春期の表現だなと思う。
キキと同じ思春期の子が観ると色々思うことがあるんじゃないかなー。

魔法が当たり前に受け入れている世界も素敵。なかなか見かけない設定だと思います。

絵描きのお姉さん良いこと言うね!
よ