BUSSAN

魔女の宅急便のBUSSANのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
4.3
どーもー、どうも!
ミ◯クボーイですー!
お願いしますー!

ありがとうございますー!
ありがとうございますー!ねっ!

今、『となりのトトロ』より、カンタの傘をいただきましたけどねー!

もうこんなん なんぼあってもいいですからね!

ありがたいですよー!

ねー、言うとりますけどもー!


マッチョ「いきなりですけどね、ちょっとウチのオカンがねー、好きな映画があるらしいんやけど、その名前を忘れたらしくてねー



角刈り「映画の名前忘れてもうてー どうなってんねんそれー」


マッチョ「せやねん。まぁ、色々聞くんやけど、全然わからへんねんなー」


角刈り「わからへんのー ほな、オレがね、オカンの好きな映画のタイトル、一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたかっていうの、教えてみてよー 」


マッチョ「オカンが言うには 13歳の魔女見習いの少女が自立するアニメ映画らしいねん 」


角刈り「あぁー、『魔女の宅急便』やないかい! その特徴は完全に『魔女の宅急便』やんかー!!みんな知ってるスタジオジブリの名作やんかー!すぐわかったやんこんなんー」


マッチョ「ちょっと、わからへんねんな」


角刈り「なにがわからへんのよー」


マッチョ「俺も『魔女の宅急便』やと思っててんけどな」


角刈り「そうやろ?」


マッチョ「オカンが言うには、TSUTAYA行ったらいつも借りられてるって言うねんな」


角刈り「あー、ほな『魔女の宅急便』と違うかー 『魔女の宅急便』は地上波で頻繁にやってくれるから、レンタルする必要ないねんよ!!あれ誰もDVDで見たことないんやからねー!ほな『魔女の宅急便』と違うがなこれー! もう少し詳しく教えてくれるー?」


マッチョ「オカンが言うには、男の人が見ても楽しめる映画らしいねん」


角刈り「ほな 『魔女の宅急便』やないかい!!!子供はトンボに感情移入できるし、大人はキキのオトンに感情移入できんのよ!!実際に俺は、冒頭のオトンがキキを抱き上げるシーンで泣いてもうたからね!!ちなみに更に年配の世代は、モップ貸してあげたオッサンに感情移入できるからね!!『魔女の宅急便』やんかそんなもん!」


マッチョ「わからへんねん、でもー」


角刈り「何がわからへんのよー!」


マッチョ「俺も『魔女の宅急便』と思ってんけどなー」


角刈り「そうやろー!」


マッチョ「オカンが言うには、猫派じゃないと楽しまれへんって言うねんな」


角刈り「ほな『魔女の宅急便』とちゃうやないかい!!大型犬のジェフがめちゃくちゃ活躍するからね!いち早くジジの正体を見抜いて救出すんねんから!あんなに賢い犬おらんでこれー!だから『魔女の宅急便』は猫派も犬派も楽しめるんよ!!ほな『魔女の宅急便』とちゃうがなー!!もうちょっと何か言うてなかったー!?」


マッチョ「オカンが言うには、その映画を見たひとりっ子の男子が、突然姉ちゃんが欲しいって言い出すらしいねんな」


角刈り「ほな『魔女の宅急便』やないかい!!ウルスラは理想のお姉さん像なのよ!!みんなの憧れやからね!でも俺は目を覚せと言いたいよ!!俺も姉貴おるけども、理想と現実は違うねんから!!ウルスラみたいなカッコよくて面倒見が良くて、スタイル抜群の美人な姉貴は現実におらんのよ!!ほな『魔女の宅急便』に決まりやがなこれー!!』


マッチョ「でもわからへんねんなー」


角刈り「だから何がわからへんのよ!?」


マッチョ「オカンが言うには、その映画が地上波で放送された翌日は、学校の掃除が はかどるらしいねん」


角刈り「ほな『魔女の宅急便』とちゃうやないかい!!女子生徒はもちろんのこと、男子生徒までもが興奮冷めならぬまま、ホウキに跨るねんよ!掃除なんてそっちのけやからね!ちょっとした社会現象が各学校に巻き起こるんやからね!!ほんで行き過ぎたやつが、ホウキ折って先生に叱られるまでがセットなんよ!!ほな『魔女の宅急便』とちゃうがなー!!もうちょっと何か言うてなかったかー!?」


マッチョ「オカンが言うには、その映画が地上波で放送された年には、女子小学生の将来なりたい職業ランキングが荒れるらしいねん」


角刈り「ほな『魔女の宅急便』やないかい!!例年ランクインしていたパン屋さんの票も伸びるねんけども、魔女が急に上位に食い込んでくんのよ!ほんで絵描きもランクインすんの!でも悲しいことに宅急便にはなりたいって言う子はそんなに増えへんのよ!!ほんでクラスに1人はおる不思議っ子がジジになりたいとか言う出す始末なんよ!あれめちゃくちゃ票が割れるねんからー!!『魔女の宅急便』やがなこれー!」


マッチョ「それがわからんねんなー」


角刈り「だから何がわからんのよー!?」


マッチョ「オカンが言うには その映画を見たら、みんなニシンのパイの口になるって言うねんな」


角刈り「ほな『魔女の宅急便』とちゃうやないかい!!ニシンのパイは誰も食べたことないのよ!!誰も食べたことないから想像すら出来へんけども、多分まずいんちゃうかと思うのよ!!せっかく焼いてくれたお婆さんには申し訳ないけども、私このパイ嫌いなのよね という台詞も、あながち否定できないのよ!!!あれ?でもちょっと待てよ、ニシンのパイなんか出てくる映画他にあるか?なんで『魔女の宅急便』やのに『魔女の宅急便』じゃないのよ!ほなもうちょっとなんか言うてなかったかー??」


マッチョ「オカンが言うには、その映画は やさしさに包まれてるって言うねんな」


角刈り「ほな『魔女の宅急便』やないかい!!!ユーミンの『やさしさに包まれたなら』やないかい!!テーマ曲言うてもうてるやんかー!!『魔女の宅急便』に決まりやー!!」


マッチョ「でもわからへんねん」


角刈り「わからへんことない!! オカンの好きな映画は『魔女の宅急便』やー!!!」


マッチョ「でもオカンが言うには 『魔女の宅急便』ではないって言うねん」


角刈り「ほな『魔女の宅急便』 ちゃうやないかい!!! オカンが『魔女の宅急便』やないと言うんやから 『魔女の宅急便』とちゃうがなー! 先に言えよー! オレがこれだけ長文のレビュー書いてる間、どういうつもりで見てたん?」


マッチョ「申し訳ないよ だから」


角刈り「ほな ホンマにわからへんやん どうなってんのよー」
 

マッチョ「オトンが言うにはな…」


角刈り「オトン!!??」


マッチョ「 『キャットウーマン』ちゃうかって言うねん」


角刈り「いや、ちょっとだけカスってるけども、絶対ちゃうやろー!もうええわ」
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