サガ

たまたまのサガのネタバレレビュー・内容・結末

たまたま(2011年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

とりあえず、とても良い作品。
出会えてよかった作品。

言葉にならないまま浮かんだ感情を飴という形にできる魔法使い。それは特別な、選ばれた人にしかできない。けれど、あなたは他の何かに選ばれた人。みんな、選ばれた人。

たまたま、この地球が生まれて、
たまたま、人間が生まれて、
たまたま、戦争で生き残った人がいて、
たまたま、お父さんとお母さんが出会って、
たまたまじゃなく、恋に落ちて、
たまたま、私が生まれた
そして、たまたま、君と出会う

この世の全ては驚くほど偶然でできている。
そのことに、怖くなったりワクワクしたりする。

同じことを思ったことがある。
私って、なんだっけ、とも。

私に会いたいひとが私の笑顔を見たら、何を思うだろう。

思いは、伝えられるうちに伝えなきゃね。

手紙、特に言葉。この映画で改めてその大切さを噛みしめた。

最後には涙がポロポロ止まらなかった。
サガ

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