minun

パーフェクト・ストレンジャーのminunのレビュー・感想・評価

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物語の中に伏線が散りばめられているので、サスペンスな楽しさはあった。
もう少し丁寧に展開していけば、もっと衝撃的になったのかも。
急に出てきたベラドンナとか、施設にいる母とかだったり、ね。
気持ち悪くて変態ではあるけど、利用されていたマイルズが不憫でならない。
秘密なことなのに、どこかで秘密が見られている事実。
完全な別人になるということは、あらゆる面で完璧でなければならないのね。
衝動で動いたら、必ず隙間ができるから。
ラストが、ただただ怖かったです。

「誰にでも秘密はある。捕まるまでは」

汚れた秘密はないにしても、少なからず持っているものだと思う。
いろいろな仮面をかぶって。
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