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二匹の牝犬のtのレビュー・感想・評価

二匹の牝犬(1964年製作の映画)
4.3
緑魔子(新人)
これも田舎出の姉妹が争う映画でメチャクチャ面白い傑作だった。女を武器に系ながらシリアスになり過ぎず人生賛歌的なスケールさえ漂う。
登場人物が自分語りをする映画が好きなのだが、小川真由美も杉浦直樹もあまりに見事な自分語りを見せてくれる。
雷鳴の過剰さ、姉妹の各部屋のカットバック、喧嘩中のセンチな音楽といった演出もいい。そして沢村貞子の意地汚さ最高。
悪女シリーズコンプしたい。
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