あの頃ペニー・レインとの作品情報・感想・評価・動画配信

あの頃ペニー・レインと2000年製作の映画)

Almost Famous

上映日:2001年03月17日

製作国:

上映時間:123分

ジャンル:

3.8

あらすじ

『あの頃ペニー・レインと』に投稿された感想・評価

rm2290

rm2290の感想・評価

4.0
ロックに憧れや理想を抱いていたウィリアムが現実を知って大人になっていく話。旅を通して成長するというのはよくある話だけど、いい映画。
ペニー・レイン役のケイト・ハドソンがほんとに魅力的で、年上お姉さん最高。含みのあるミステリアスな笑い方するの反則‥。
それはリアルか?15歳の少年がバンドに帯同して、初恋と現実に直面する。

しかし、現実をそのままに書くことは誰かを傷つけることになる。だが、理想だけを書くのは地に足をつけていない。つまり空を飛んでいるような状態だ。

「空を飛ぶ」という事象がこの映画では効果的に比喩として用いられている。

スチュワーデスを夢見て姉は家を飛び出し、ペニーレインはスチュワーデスの真似をする。スティルウォーターは見かけ以上に評価されて、飛行機で移動するようになる。

それらは薬物でぶっ飛んでるのと変わらない。

母が薬物でぶっ飛ばないように!と警告するが、それは地に足をつけろよ!という意味でもある。

それぞれが空を飛ぶという表現を通じて「ペニーレイン」という夢の中に生きていることを描写している。

バンド名のスティルウォーターも意味は「ただの水」である。

冒頭のシーンでおじさんが悲しげにロックは商業主義に毒されたと語る。

スティルウォーター(ただの水)に値段をつけ、売っていく様は、まさに商業主義に毒されるロックを表現しているが、バンドの内部に入り込んだ少年はバンドの真実をそのまま記事にするかを迷う。

だが、バンドを渦巻く虚栄は飛行機の墜落シーンで見事にぶち壊される。バンドメンバーがどうせ死ぬからと本音を言う展開が、現実に墜落するというダブルミーニングになっており素晴らしい。

命からがら、空港に到着し、地に足をつけ、少年の冒険は終わる。

同時に姉も家に帰ってくる。

バンドはその後、それぞれの裏切りに片をつけ、ローリングストーン誌に真実を掲載する。そして、2度と飛行機には乗らないツアーを開始するのだ。

ペニーレインより、最初に声をかけてくれた女の子の方が可愛いと思ったのはここだけの話。

そんなペニーレインに惚れ込んでいる主人公だが、ペニーレインが睡眠薬で昏睡し、管を喉に差し込まれているシーンがある。それを見てニヤリと笑う主人公に鬱屈とした性衝動があるのを感じた(本当は処置されたのに安心した的な微笑みで穿った見方でる)

サルトルが「縛られた女の肉体が1番エロティックである」と語ったのを思い出す。

三島由紀夫がこれをうけ、サルトルは嫌いとした上で、こう語っている。「相手が主体的な動作を起こせない、そういう状況が1番猥褻で、1番エロティシズムに訴えかける。これが人間が人間に対して持っている関係の根源的なものではないかと思います」

まさに主人公のニヤケはこれに該当するのではないだろうか?

ずっとペニーレインの主体性に振り回されてきた、少年が主体的な動作を起こせない少女を手に入れ、悶え苦しむ足を見て、ニヤリと笑う。

なかなかに隠された変態シーンだと思い、良かった。

英題はalmost famous。邦題の方が良いタイトルな珍しい作品だった。
ロックと切ない恋。。
ミステリアスなヒロイン。。
70年代ロック好きな映画。。
見てよかった〜

原題:Almost Famous (ほぼ有名 → ブレイク寸前 という意味かな)

赤い背景に魅惑的な若い女性が座っているジャケット写真に惹きつけられてから、
見よう見ようと思いながらも先延ばしにしていた作品。


ロックやバンドが好きな私としては、ライブで隣の人との距離が近くて大きな声を出して思いっきり全力で楽しみたい!!!となった。ライブとはこの光景だと思い出した。


1970年代のたくさんのレコードから1枚選びとって、素敵な音楽に出会うワクワク感がとても羨ましい。CDとは全然違う、レコードならではの趣がありそうだからかな。
まして今はネット上だから、便利だけどなんだか無機質よなあ・・


主人公は、この女性ではなく15歳の少年。

10代半ばで記者になって、家で聴いていたバンドのライブツアーに同行するなんて、そんな夢みたいな話なさそうやなって思っていたら、見終わって監督の実体験がベースと知って驚き(気づくの遅い)。

今までにあったことがない魅力あふれた女の子への恋、自分と同じようにロック好きな人たちとの出会い、プロのロックバンドとの交流…どれも素敵な経験。

名声が高まったロックミュージシャンはカッコいいのはもちろんだけれど、泥臭い人間的な面もあるからこそ愛されるんだと思っている。
shoya

shoyaの感想・評価

5.0
久しぶりにくらった
70年代のサンディエゴ、ロックに生きる人達の生き模様。
現代の音楽という芸術文化は様々なエンタメの発展によって時代に合わせた変形をしていて、今の音楽が間違っていることはないけれど少なからず昔より音楽という魅力に取り憑かれる度合いは小さくなっているのかなと。

この時代にとっての音楽、文化、家族とは。
どんなものかを感じさせてくれた。

芸術に生きると幻想の中にいるような。
現実から離れた世界に取り憑かれ惹きつけられた人達の生き模様がなによりもかっこよく魅力的でたまらなく羨ましい映画でした。

頭から全身で音楽を生きることに喜怒哀楽しよう。

この映画を教えてくれた嫁はいつも
物事の本質を捉えれるようになることを大事にしています。
あなたのそういう部分に惚れました。
BEL

BELの感想・評価

3.7
実話をベースにでしょ。
いや、ロードムービーなんだけど、どんなロードだよ。いやすげーよ。

こうしようと思ってて、とか
こんな将来像描いてて、とか
普通はそうやって理想を語りながら足踏みする。
それは周りをたくさん見てるからだと思う。だから立ち止まること自体はダサいことじゃないし、正常なことだと思う。
けど、周りが見えなくなるくらい没入してる人間のエネルギーはその感覚すらなくして、正解不正解を判断する前にその道に両足を突っ込んでる。

自分にはできなかったことだけど、そういう猪突猛進人生って絶対マイナスにはならないと思うな。

だって、あんなお姉さん型3人に童貞奪われる最高の経験してるじゃねーか笑
まろん

まろんの感想・評価

3.0
私には刺さらなかった〜...。でも映画好きは観るべきっていうし観てみた。印象的なポスターと内容が合わないような(?)
私には合わなかった。なんか、登場人物が苦手な感じの人が多かったからかな?完全に悪いキャラならいいけど、現実で考えたら明らかに問題な部分が色々あるのに最終的には良い風にまとめられるのがこの作品に限らず苦手。
主人公のウブな感じの演技とかペニー・レインの思わず惹きつけられてしまうような雰囲気とまなざしは良かった。
み

みの感想・評価

3.8
なんか……まじ私ごとすぎることに
今、まさかのめちゃくちゃ大人の今にグサグサと刺さってしまうタイミングのネタが多すぎて
ソワソワしてちょっと心が痛くて辛かった
こんなにも年齢は大人なのにあの頃から何にも成長できていないね…まあそれもそれでいいんですが
なんかマジで個人的に心がめちゃくちゃ痛くてほんとタイミング絶妙すぎてちょっと笑った

この有名作品をタイトルだけの知識でここまで見ずにきて
あえてのこのタイミングで内容も知らず偶然見たことは何か意味があるのかもとさえ思えた

そういうのってあるよね

フランシスマクドーマンド最高
ワールドカップ見ずにこれ見てたの、冷静に考えてアホだろ
面白かったけど
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