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あの頃ペニー・レインとのcookieのネタバレレビュー・内容・結末

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

この邦題でなかったら見ていなかったかも...
原題は「Almost Famous」=ブレイク寸前

高校の同好会の先輩が「全米トップ40」で度々ハガキを読まれるだけでも「凄い!」と思っていたのに、本作は16歳にして音楽雑誌「ローリング・ストーン」誌のライターとなり、バンドのツアーに同行取材していたキャメロン・クロウ監督の実体験を集めて映画化したもの🎥

音楽担当は、当時の監督夫人 ナンシー・ウィルソン(ハートのギタリスト)🎸

フィリップ・シーモア・ホフマン演じる実在するロック評論家の発言の数々が深い。
「評論家で成功したければ正直になれ。手厳しく書くんだ。」📞

姉のヘアが、サザエさんの寝る時みたいに見えたのは私だけ?!w
ファッションセンスは良かった✨
実は家族愛に溢れてる💞
「ベッドの下を見て!自由がある。」

何と言っても一番の魅力は、自称「グルーピーではなく、バンドを支えるバンド・エイド」のペニー・レイン🤱
さり気なくみんなの輪の中心に入って行けて、一目置かれる存在で、気品があってキラキラしていて...
でも 儚げで、危うくて、謎めいて、掴みどころがなくて...
賭けの話を聞いて、はらはらと涙を流したかと思うと、「ビールの銘柄は?」って悲しみをはぐらかそうとするところなんて、美しくてキュンとする💕
ボヘミアンファッションもいい✨
手の仕草が好き🤌♡

ああいう環境(下品過ぎずオブラートに包んだ感じの描き方がいい💫)に身を置いても、主人公ウィリアムは節度を持って(母親の教育の賜!)、淡い恋心を抱きながら真っ直ぐに彼女のことを見つめている👀
甘酸っぱくて切ない清々しさが心に残る。

飛行機に乗らないツアーw🚌

エルトン・ジョンの「タイニー・ダンサー」を皆で歌うシーン、余韻を味わいたくてYouTubeで何度も見てしまう...🎵🔁
「I have to go home.」「You are home.」✨✨✨

【notes】
●コンサート中に感電したのはKISSのエース・フレーリー⚡
●「I am a Golden God !(俺は輝ける神だ)」と叫んだのはロバート・プラント
●ペニーが向かったのは、当時ヒッピーに人気があったマラケシュ🇲🇦?
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