だん

あの頃ペニー・レインとのだんのレビュー・感想・評価

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)
4.4
誰もが持ってる、絶対に忘れられない日々の思い出をロックで綴った青春映画。評判の通りめちゃくちゃ面白かった。

キャメロン・クロウ監督の映画はこれで三本目だけど、「セイ・エニシング」とか「ザ・エージェント」より明らかに気持ちが入ってる気がするの僕だけ?
「スタンド・バイ・ミー」は映画が過去の思い出であることの明確な描写があるけど、それが無い本作も同じ雰囲気があった。これ監督の半自伝的物語らしいし、造り手の想いがとことん入っている映画ってそれだけ素晴らしいものになるんだなあって感じた。


でもそんな思い出ゴリゴリ作品なのに、主人公の主観だけじゃなくて、一人一人のキャラクターに動機と行動が繋がっている感じが細かくて良かった。人間らしいキャラクターの魅力もだけど、それ以上に、観る側がストーリーを咀嚼しやすい点が優しい。さすが脚本賞🥰

あとケイト・ハドソンがめちゃくちゃ綺麗だった。大人っぽい表情で色っぽいのに、笑うと少女らしさがこぼれる感じ!なんってかわいいの!笑
何考えてるか、自分のことどう思ってるのか、全く分からないけど思わせぶりな感じ、いいなーーー!!!


あと家族関係がどことなくウチっぽくて、どうしても重ねてしまった。フランシス・マクドーマンドのパワフルウーマン!って雰囲気、相変わらず頼もしかったし、こっちの心を痛ませてくるの上手かった。やめて。
出番あんまりないけどズーイー・デシャネルも可愛かった。言うことがめっちゃ僕のお姉ちゃんなんだよな...。

次は特別編集版見ます!
エルトン・ジョン結構すきなのに、Mona Lisas And Mad Hattersっていう歌知らなかった💦めっちゃ良い曲💦
だん

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