ちょっとした選択で
生死がいとも簡単に左右され
安全な場所なんてないも同然なのに
絶望的ではなく
どこかわくわくして
その状態をも楽しんでいるような
そんな印象を受けた戦争映画でした
普段 子供を憎らしいと思うことは
そうそうないのですが
ファシストの子供は
なかなかの憎たらしさでした
でもちょっと
理解できなかったのは
6才の少女の視点で綴られて
子どもに聞かせる話としては
少年たちの性欲に微笑むマーラとか
変態性が高いような気がするんですが…
入浴シーンならまだしも
排泄シーンって(笑)
ラストのすぐに村に帰れず残る心境は
ちょっとだけ分かるような気がします
不思議な高揚感と
はりつめていた緊張感
急に解かれて、戻った先にある現実
途方もなく気持ちが疲れそう…
パンが食べたくなる映画でした