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星をかった日のMoviePANDAのレビュー・感想・評価

星をかった日(2006年製作の映画)
4.0
『 キ セ キ の 星 🌏 』

フィルマークスにおける宮崎駿監督作品で、平均スコアが一番高い作品はどの作品でしょうか...?

「これです🌟」

7年振りに行ってきました!
どこへ?
三鷹の森🌳ジブリ美術館です😃
鑑賞者数の桁という分母の違いは当然あれど、今回現状の“最高値”である宮崎作品”を観る事が出来ました!鑑賞スクリーンは、もちろん三鷹の森ジブリ美術館にある土星座です🎦

行ってきたのは先週の今頃、その日の最後の枠での入場。到着がホントギリギリになりまして...😅 なので、16時半頃入場し、16時40分の回で土星座へ。その為、真ん中の階段部分での鑑賞となったのですが、それがまた小学生の頃に地元の公会堂や体育館で映画を観た時の様な感覚で、何だか懐かしい気持ちになりました(’-’*)

それにしても...
始まった途端、スクリーンもしくは画面内に惹き込まれるこの宮崎マジックって、ホントなんなんでしょう?もう始まったその瞬間からホント夢中にさせられる。たった16分の作品ながら、得られるこの満足感は何ぞ?出てくる乗り物の煙の吹き出し方ひとつとっても、紛れもない宮崎印。さらに笑かしもし、そして、胸に去来するはせつなさよ(*´-`)

ちなみに、主人公ノナが暮らすその場所。そこがちょっとタトゥイーンぽい。だからなのかは“監督のみぞ知る”ですが、出てくる乗り物や都市なんかもちょっとスター・ウォーズぽかったりしてます。あぁもう、色々面白ぇなあホント。

キャストを紹介しますと、主人公ノナの声を中学生の時の神木君。農園の女主人ニーニャに鈴木京香。そして、謎の二人組の行商人のひとりスコッペロに若山弦蔵、もうひとり、いや一匹🐸メーキンソーに大泉洋ちゃん!ってか、スコッペロ紅の豚やん🐷 そんな具合で、声の競演だけで“ここだけ”でしか観られないのが、もったいないと思える作品。でも、家の奥さん曰く「ここでしか観れないからいいんだよ」と。

ここで、この作品にまつわる裏設定をひとつお話させていただきますと、何とこの作品『ハウルの動く城』の前日談らしいんですよ🤓 道理でノナの見た目、ハウルなわけだ!要はこの作品、少年時代のハウルと若かりし頃の荒れ地の魔女を描いたアナザーストーリーという事でもあるらしいのですが...
あとは、ぜひ三鷹の森の小さな映画館でお楽しみください🐼
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