ちろる

星をかった日のちろるのレビュー・感想・評価

星をかった日(2006年製作の映画)
4.6
ジブリの森美術館の土星座で公開される中でも特段に好きな作品。
ずっとこのものがたりの中に没入していたい、架空の国のものがたり。
もぐら人間、カエル人間、龍、恐竜?などのエルフが入り混じり、頭上にはラピュタのような浮島。
市電のようなものもあったりと、パヤオの過去の作品のさまざまな要素をちょうど良くセルフオマージュさせていてワクワク。
宮沢賢治の銀河鉄道の夜のような少し寂しげで宇宙的な雰囲気も好き。
私たちが忙しなく日々を過ごしてる時間の感覚も、重力さえもこれをみている間は超越してしまうまるで瞑想しているような心地よさ。
実を言うとここに描かれていた登場人物たちは、若き日のハウルと荒地の魔女という噂・・・
ニーニャ、お若いときは美人だったのね。
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