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この愛のために撃てのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

この愛のために撃て(2010年製作の映画)
4.0
車に轢かれ重体で病院に搬送されてきたサルテ(ロシュディ・ゼム)。
看護助手のサミュエル(ジル・ルルーシュ)らの処置で命を救い、意気揚々と家に帰り妊娠中の妻ナディア(エレナ・アナヤ)に話していた。
ところが何者かが自宅に侵入しサミュエルを襲い、さらにナディアを拉致してしまう。
目が覚めたサミュエルのもとに自分の物ではない携帯電話があった。
そこにかかってきた内容は搬送された男を連れ出せば、妻を返すというものだった・・・。

フランス産サスペンス作品。
まるっきり期待もせず、何となく見たんですが面白かったですね。
気の弱い看護助手の男がとんでもない事件に巻き込まれていくわけです。
しかも単純な話ではなくチョイ捻りがありましてね。
犯罪者相手だけでなく、警察にも追われ、その警察も実は…みたいな。

クライマックスの舞台が警察署内ってのが面白い。
そこに至る流れがあり得ないんですけど見入ってしまった。

ここのところエレナ・アナヤ出演の作品を意図せず見てますが、今作は脱いでません(笑)
その代わり女性刑事とのバトルはなかなかのものでした。

上映時間も短いのでサクサク見られる作品です。