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沈黙のテロリストのblacknessfallのレビュー・感想・評価

沈黙のテロリスト(2001年製作の映画)
2.8
沈黙シリーズを制覇しようと誓ったのですかさず録画したやつ。

悪役のテロリストがデニス・ホッパーだしけっこう楽しめるじゃないかなぁって思ったよ。セガールVSホッパー悪くない!って。

日本だけの括りとは言え、最低限セガールが主演のものをシリーズにしてるとばかり思ってたけど、これ主演じゃねえんだよ😮

対決するのは操作中にホッパーのテロに遭遇して同僚のNAS(有名ラッパーが何故?この役でこの映画に?)を殺された復讐に燃える麻薬化課刑事のトム・サイズモアなんだよ笑

サイズモアって無名じゃないけど主演で客呼べるほどバリューあるのかなぁ?"プライベート・ライアン"や"ブラックホーク・ダウン"の名軍人俳優って売りはあるけど、、その弱さの補強でホッパーやNAS、そして我らがセガールを要所に配置ってことなのかもだけど、全体的に見て豪華と言えば豪華だけど微妙だよね笑

話はサイズモアが捕えたホッパーの仲間の女性の解放を求めてホッパーが街中を派手にテロる。テロの阻止と復讐を誓うサイズモアが頑張る!
仲間の女性は亡くなった有名建築家の未亡人で彼女がデニスと行動を共にする謎も物語に大きく絡んでくる。

"スピード"や"ダイ・ハード"にミステリーをまぶしたサスペンス・アクションって感じのまあまあの娯楽作。

観て損ってほどはないけど、沈黙シリーズとしては完全にアウトだよ!
セガールはサイズモアをサポートする爆弾処理のエキスパートなんだよ。
怒りで冷静さを失ったサイズモアを落ち着かせたり、爆弾の知識を伝授してホッパーが仕掛けた爆弾処理をアシストしたりと、完全に頭脳派なんだよ。
だからアクションがほとんどない、、まったく危なげのないハラハラしないアクションがあってのセガールであり沈黙シリーズなのに、、笑

爆弾処理と言えば洋邦問わず映画だと何色かのコードをどれか一本切るのが定番なんだけど、何故かな?爆弾の仕組もかなり複雑化してるだろうに、これもハイテク爆弾なのにやっぱカラーコード切断だった笑

まあでも、これに懲りずに観ていくんだけど、こんな準々主役ぐらいのまで入ってるわけだし、他にもこんなのがないとも限らないし。ドキドキするね、エグいぜ沈黙シリーズ😂
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