八州雄会

アメリカン・ギャングスターの八州雄会のレビュー・感想・評価

3.5
ニューヨークハーレムの麻薬王と汚職警官を嫌う捜査官の息詰まる実話を映画化した2006年の作品


ネタバレになるかもですが・・・


ニューヨーク市のハーレム地区に拠点を置いていた麻薬密売人のバンピー・ジョンソンの運転手だったフランク・ルーカスの盛衰と彼を逮捕した郡麻薬局の刑事で、後に郡検察局 検事補から弁護士に転身したリッチー・ロバーツの活躍を上手に描いています。

フランクは目立たないように心がけていましたが、奥さんのプレゼントの高価な毛皮を着てボクシングの試合観戦をしたところから目をつけられ始めます。

その為、その毛皮を暖炉に放り込み、それを黙って涙ぐみながら見つめる奥さんのシーンが印象的でした。