2023-274
東南アジアのブルーマジックと呼ばれる通常の2倍の強さを持つ麻薬を密輸密売し、ギャングを凌ぐほどの麻薬王となったフランク・ルーカス。多くの警官が汚職に手を染める中で、麻薬捜査官のリッチー・ロバーツはフランク逮捕に向けて捜査を進めていた。
ラッセル・クロウもデンゼル・ワシントンも若い。後半の突入がカッコよかった。
・米国内、外国銀行の資産2億5000万ドル(フランクが活動していた1970年のドルで900億円？)
・ニューヨーク麻薬捜査局の捜査官3/4が有罪となった
・フランクの親族30人も有罪で刑務所に
……だそうな。
上質なものを半額で売ってるにも関わらず2億5000万ドルも稼げるほど麻薬が必要な人が多いのか……｡
汚職警官多すぎて有罪にならなかった残りの1/4が逆にすごい。
フランクは1975年に逮捕された後、100以上の麻薬に関連した有罪判決をもたらす証拠を提供。刑は短縮され1981年に出所するが、3年後の1984年、新たな薬物違反と宣誓釈放違反で再逮捕され有罪に。7年の懲役刑を受け入れ、1991年に釈放。その後はアパート暮らしで貧しい生活をする。妻とは逮捕後に別居を経て離婚。妻も2010年に麻薬密売で逮捕される(これはフランクとは関連なし)。フランクは2019年に88歳で亡くなったらしい。
