スギノイチ

男なら夢をみろのスギノイチのレビュー・感想・評価

男なら夢をみろ(1959年製作の映画)
3.0
かつて兄弟分だった孤児が成長後、カタギとヤクザになって再会する。
戦後闇市のモノクロ映像から華やかな日活カラーの世界に移る構成が凝っている。
後はどってことない日活映画という感じで、良くも悪くも安定はしている。
「7時にお待ちしてるわ、来ないと餓死しちゃってよ!」

後半はヤクザやらなんやら絡んできていつもの感じになだれ込むわけだが、結末が映画サイトのあらすじと全然違う。
脚本を変えたのだろうが、無理矢理感が強い。
珍しく裕次郎がメインヒロイン以外の女性とくっつくのもそのせいだろうか。
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