理か

夕陽のガンマンの理かのネタバレレビュー・内容・結末

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

きっかけはモリコーネ、持続はイーストウッド❣️

男のドラマだなぁと思った。
女性3人しか出て来ない。
なんでも弾丸で解決する。
りんごの🍎実を落としたり、電線を切ったり、
帽子を撃って?????対決?
弾の使いまくりもったいないと思わないのか。
人の命を軽く考えていた時代。
すぐに殺す。
善悪よりも射撃の腕で生死が決まった時代。
賞金稼ぎという仕事、
現代ならどういう位置づけか⁉️

リー•バン•グリーフ、本作では
イーストウッドと手を組んで
妹思いの兄の復讐劇。
お揃いの懐中時計に忍ばせる美人妹の写真。
敵役もなかなか賢くて一筋縄ではいかない。
騙し騙されての
出来過ぎの展開もあったが、
モリコーネの音楽を堪能して
哀愁漂う作品に酔いしれた。
口笛吹いている人、唇痺れないかな、
と心配するが。

西部劇というと木造っぽい建物もあったが、
白壁の四角い家もありメキシコに近いからか。
町から町の間砂漠ばかり
歩いてだと命の危険を感じる。
あれで方角とかよくわかるものだ。

いかつい髭面のオッさんばかりの中で
最後まで観られたのは、
クリントイーストウッドのイケメンさの
おかげか。
あんなにカッコいいとは知らなかった。

西部劇というだけで敬遠して来たが、
『モリコーネ』で本作のことを知り、
あの音楽を全編聴きたくなった。
ストーリーも良くて、
以前ザ•シネマで何回も放送されていた時に
観ておけば良かったと思う。
普通の西部劇とは違いマカロニウェスタンと言う。イタリア風西部劇という意味らしいが、スペインやユーゴでロケされたらしい。当初アメリカやイギリスでスパゲッティウェスタンと言われていたのを淀川長治さんが、細いからと、
マカロニウェスタンと呼んだらしい。
(wiki)
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