たかちゃん

暗黒街のたかちゃんのレビュー・感想・評価

暗黒街(1956年製作の映画)
1.9
これはフィルムノワールでも、やくざ映画でもない。敵対する組は出てこないから、抗争も起きない。切れ者の鶴田を妬み、始末しようとする。それが内部崩壊につながる、という話だが、拳銃で鶴田を撃ちながら、やばいから死なすな、なんて、説得力にないお粗末な脚本。
インターンの医学生、青山京子が純真無垢のようで、志村、鶴田の誤解させるような態度をとり、小泉博と去るのはキャラ設定に乱れがある。そしてやくざの鶴田と。警察の三船がいつ激突するのかと期待させるも、ほとんど挨拶だけとは、三船のムダ使い。
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