回送ペリカン

ステイン・アライブの回送ペリカンのレビュー・感想・評価

ステイン・アライブ(1983年製作の映画)
2.8
パフォーマンスはすごいんだけど、前作に先入観としてあったけど見当違いだったチンピラムービー感が今作は全開だった。前作のあの滑稽にミーム化されたヴィジュアルからは想像出来なかったやるせなさと純朴さはとても好きだったけど、今作はしっかり偏見通りのバブリーディスコ80sをやっていて僕はお呼びじゃない感じだった。キービジュアルはストイックさを増してるように見えたんだけどね。野心的な男性像へのコミット具合で言えばある意味ストイックなのかも。トニーが自分大好きなのはよく分かるけど、それをダンスで表現しだすまでにオスを暴れさせすぎで好きになれない。
あんなに最悪の関係だった母子が険の取れたやりとりを出来るようになっていたのは、素直によかったねと思った。
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