GUMI

ステイン・アライブのGUMIのレビュー・感想・評価

ステイン・アライブ(1983年製作の映画)
3.0
夢を追ってる人や大物になる人は誰かを愛するよりもまず自己愛に溺れてしまう。そんなの必要ない変人もいるけど この主人公はそうじゃない。愛されていないと自分に自信が持てなくて不安なんだ。だから浮わついた心や態度を彼女に咎められた後にママの元にも行く。誰かに愛されていたい、自分を肯定してほしい…でもそれじゃあイケないんだと本人が腹括るまでの様子と実際のダンスショーが見処。途中まではトラボルタの浅はかさにイライラします。が、随所随所のダンスシーンは荒削りながらも情熱的で、それを彩るダンスミュージックがたまりまへん。 監督・脚本はスタローンとのことで多少驚きーの、音楽にはスタローン弟のフランクも関わってます。フランクはスタローンとM・シューマッハを足して2で割ったような雰囲気。でも(でもってなんだ)この人の音楽サイコーです!まず最初に流れる「Far From Over」に持ってかれました。良いところでこの曲がかかり、その度にアツくなる。仕事中にこれ流されたら、イントロの「ジャ!ジャジャン!!」の音でシャキっとしそうです。 当時は「最低の続編だ」とも言われ、ラジー賞獲りまくったみたいですが、この曲を聴いただけで観ても良かったとは思いましたがね。あ、コレはサタデーナイトフィーバーの続編だったんですね。有名なやつ!と勢いで観てしまった…そんな自分でも内容はわかったからまぁいいか。
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