ヤスマサ

ヴァイラスのヤスマサのレビュー・感想・評価

ヴァイラス(1998年製作の映画)
2.0
海洋の船上で、正体不明の生命体と戦うSFアクション。
ダークホースコミックス社の漫画の映画化。
突然、地球に向かって現れた未確認発光体が、宇宙ステーション・ミールを経て、電波に乗って海上のロシア・データ解析船ウラディラフ・ボルコフ号のコンピュータに入ってきた。
7日後、積荷を失い途方に暮れるシースター号がボルコフ号を発見し、ケリー(ジェイミー・リー・フォックス)ら乗組員が乗り込むと、船は得体の知れない何かに支配されていた。

人類を脅かす知的生命体と、地球上の閉鎖された空間で戦う様は「遊星からの物体X」を、
無機物に生命が宿る様は「トランスフォーマー」や「2001年宇宙の旅」のHALを思わせる。
船自体が生命体となっていたり、人間をもパーツ材料にして新たな生命体を作り出すなど、ストーリーに抑揚をつける要素が揃っているのに、淡々と進む話しに面白みが欠けている。
オチも今ひとつで、中途半端。
設定や演出にツッコミどころも多く、残念な出来だ。
ヤスマサ

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