baklavaaaa

非情の罠のbaklavaaaaのレビュー・感想・評価

非情の罠(1955年製作の映画)
4.2
2024-7

これにて、キューブリック作品(公開版違い除く)初期短編、長編処女作等含めて一応全完達成。

マネキン部屋でおっさん2人がフラフラになりながら生死をかけた対面して終わる映画先にも後にもないでしょうね。

キューブリック初期作品でサブスクにもないけれど、撮影の仕方がまさにキューブリックの片鱗をみせている(ビル群の中の撮影はまさに2001年のよう)
人間の本質みたいなところを斜めから突くところが、独特な様相ながらも喰い付かせられるキューブリック作品の魔力。

キューブリック作品を深く観ていくなら長編処女作の『恐怖と欲望』2作目『欲望の罠』どちらも観たほうがより楽しめる気がする。

今作はキューブリック作品のなかでも結構好きな部類でした。
Blu-rayで購入、視聴です。
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