このレビューはネタバレを含みます
双子が主人公ではあるけれど、観終わってみると視点の置きどころは双子というよりもうちょっと宇宙的(魂と言えばいいのか…生まれるときやってきて死ぬとき還っていくもの)。めぐりめぐる魂が「20世紀」という…
>>続きを読む昨年公開の「心と体と」が素晴らしかったエニェディ監督の1989年のデビュー作。
モノクロームの画面で綴られる時間と空間をジグザグに進む寓話か御伽噺か。
断片的に提示されるシンボリックなエピソードや…
暗い空に、星よりも眩しい電球が灯った1880年に生まれた双子。星が彼女たちの運命を見守り、左右するおとぎ話のような不思議な話。女性差別に怒る活動家リリと、女性であることを最大限に利用する詐欺師ドーラ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
話はクソだし女性軽視の講義で「女には自我がない」と言い始めたときはもう笑った笑った 爆弾💣←まんまこれなのも笑った 私はドーラ派だな、双子を演じた女優さんはすんごい良かった でもセックスシーンのモザ…
>>続きを読む1880年ハンガリーで双子の姉妹が生まれるが、孤児となり幼くして生き別れる。1人は気弱な革命家となり、1人は華麗な詐欺師となっていった。イルディコー・エニェディ監督のヒューマンドラマ作。同じ容姿なが…
>>続きを読む二重っていうモチーフを何重にも仕掛けて鏡の間に、、的な構想は察するが、その仕掛け方がアイデアの足し算ばっかりで、かつタイミングも単調なのでただの散漫になってる
ベルイマンとは程遠い
はっとする画面は…
この電気と電気のもたらす人工的な光と影に関する映画、つまりあまりにストレートな映画賛歌でもある"映画についての映画"は確かに美しい。
しかし確信犯的なアナクロなタッチが映画黄金期への退行の様に見え…
とても綺麗な作品。
とくに主演の女優さんが本当に綺麗。
でも、なにを言いたかったかは掴めなかったかな。
映像表現として美しい、面白い、とは思ったけど
個人的にはいまの気分じゃなかった。
とくに女性…
© Hungarian National Film Fund- Film Archive/photo:István Jávor