のんchan

私の20世紀ののんchanのレビュー・感想・評価

私の20世紀(1989年製作の映画)
3.9
この作品はFil友さんの、特に女性のスコアが高くて気になっていました。
ただ、モノクロでファンタジー✨となると苦手意識が働く私ですが😅これは面白く観れました👌

ハンガリー🇭🇺のイルディコー・エニェディ監督は『心と体と』を観ていて、不思議な雰囲気を醸し出す映像に魅了されていました。
公開間近の新作前にチェックしておきたいとトライ❗️

1880年、アメリカではエジソンが発明した白熱電球💡を木にくくりつけた、今で言うイルミネーションのお披露目に沸き立っていた。時を同じくして、ハンガリーのブダペストで双子の姉妹(ドーラとリリ)が誕生したが、2人は孤児となり別々の人生を送ることになる。
そして時は流れ、1900年の大晦日、華麗な衣装を身に付け着飾っているドーラは詐欺師となっていた。一方、気弱ながら革命家となったリリ、2人は偶然にもオリエント急行に乗り合わせた。

2人は世界中を飛び回る謎めいた男性Zとそれぞれに出会う。
ドーラは豪華客船で一夜を共にした。男性慣れしていないリリは図書館でZに惹かれ、動物園でデートする。ただ、Zは彼女たちを同一人物と思い込んでいて恋をするのだが...ラストで判明する、恋した女性がまさか2人いるとは😲


とても不思議な映画です❗️つかみどころがなくフワフワと浮遊感があり、今理解したと思ったらまたすり抜けて逃げていくような...
これは眉を顰めて考えるのでなく、夢を見ている感覚を味わうというか☺️
そして生き物(動物が沢山出て来るので苦手な私はちょっと引いたけど🫣)と接し、自然な成り行きを見守り映像を楽しむのかな〜?
観終わった時になんとも言えないほのぼの感が押し寄せます💗


双子の母とドーラとリリの3役を務めたドロタ・セグダはなんともチャーミングで魅力的な女優💕
監督のこの作品の撮影時の画像を見たら、似たような可愛らしくてチャーミングな方でした✨

Z役のオレーグ・ヤンコフスキーはロシアで最も有名な俳優の1人だそうで、セクシーでした💫
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