ひとつの夢をみていたような
それもとても摩訶不思議で
でも起きるときには口元が穏やかに笑っているはずの
そんな心地にさせてくれる作品でした
エジソンの白熱灯や電報などを時間軸としても使うアイディアはおもしろく、生まれるとか未知とか沸き立つとか機械じかけとかカラクリとかそれらが世界観を輝かせていました
そしてもうひとつ、すでに動物を聖霊のごとく作用させることは今作でも始まっていて、人を間に、夢を間に、その両極を鋭いバランス感覚で確信をもって描くスタイルにはやはり唸ってしまいました
見終わってジワジワとこのタイトルが響いてきて好きになるマジック