とうがらし

私の20世紀のとうがらしのレビュー・感想・評価

私の20世紀(1989年製作の映画)
3.0
1989年カンヌ国際映画祭 ある視点部門 カメラドール 受賞
1990年アカデミー賞 外国語映画賞部門 ハンガリー代表
2018年ベルリン国際映画祭 クラシック部門 出品

「心と体と」「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」のイルディコー・エニェディ監督の長編デビュー作。
「ノスタルジア」(アンドレイ・タルコフスキー監督)で主演だったオレグ・ヤンコフスキーが相手役に登場。

古いフィルムの切れ端がぎっしり詰まった、おもちゃ箱をひっくり返した!みたいな映画。
基本的にはロシア・東欧関係の映画が中心だが、クラシック映画マニアなら、あれはあの映画だ、あのオマージュだと気になって仕方なくなること必死。(文豪トルストイの最晩年が映った有名なフィルムも)
貴方はいくつ見つけられるかな?

キリスト教関連の物語にロバはやはり欠かせない。
最近、「EO」や「イニシェリン島の精霊」「逆転のトライアングル」「小さき麦の花」など新作映画で、ロバが立て続けに登場し、存在感を発揮している。
ロバの存在が気になってる方は要チェック!
サメ映画の次は、ロバ映画の時代到来するかも!?

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=hFTAPwuaeAc
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