このレビューはネタバレを含みます
・昔植えた苗は大きくなり、見たことない機械が使われたりと、故郷に帰れば時代の変化を感じさせるが家族の温もりは変わらない。楽しそうに歌って踊って歩いて話して…。この温もりはずっと変わらないでほしい。
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詩人の帰省vlog。家族で背くらべする場面が、たいへん愛らしかった。
「現実を信じる作家と、映像を信じる作家」を区別したのはバザンだったかな。メカスはどっちを信じたんだろう。
「映画として」よいかど…
同時鑑賞した『ウォールデン』にぶっ飛ばされすぎて記録するの忘れてた。
こちらは比較的テーマがわかりやすく、戦争に巻き込まれた事実を語りながら、ホームビデオスタイルで、過去の自分、実家と自分、これか…
アメリカに亡命したジョナス・メカスの27年ぶりの帰郷を日記的に収めた作品。地元を離れた人は誰しも一度は考えたことがあると思う、もし私が故郷を離れずにこの場所で生きていたらどうなっていたんだろう。変わ…
>>続きを読む甘美な日々の思い出と時代の傷跡、望郷の想いを淡々と映像で綴り、それらを再構成する叙情詩。最後の野菜市場の火事と、ペーターの言葉は偶然としても象徴的。
彼らの根源へ立ち戻る旅のはずなのに、私はあの村へ…
ジョナス・メカス監督作品。
ナチスの侵攻でアメリカに亡命したジョナス・メカス自身の、亡命後のアメリカでの生活、27年振りの故郷リトアニアへの帰郷、現在ウィーンで友との交友を描いたドキュメンタリー。
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初ジョナスメカス監督作
一度離れた故郷への追憶
本当に記録、ホームビデオ、ストーリーとかはない。
リトアニアには行ったことないし、私は生まれた市から一度も外に出て住んだことが無い。
久しく帰った故郷…
35mm
私小説ならぬ私映画とでも言えば良いのだろうか。メカス自身によっても語られるように、共産主義政権下のリトアニアの政治社会情勢ではなく、彼の個人的で親密な関係を描くことが主眼になっている。
あ…