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リトアニアへの旅の追憶のRIOのレビュー・感想・評価

リトアニアへの旅の追憶(1972年製作の映画)
4.0
かつては広大な領土を支配していたリトアニア

西へ行け
そしてたくさんの事を学べ
でもついに西へは辿り着けなかった

アルカディアに集まる難民
そこからホームにたどりく旅がはじまる

時の絆から解き放たれる
美しい秋の日
美しい友は散り散りになって
何処へ行ってしまったのか



「生まれた時からこれまで生きてきたすべての瞬間から私は出来あがっていて生まれる前のいくつもの世代もすでに私の中に存在した
そうでなかったら言葉だって喋れるはずがないではないか

つまり私は何世紀も昔にさかのぼる大きな大きな木についた最後の一枚の葉のようなもの

ただ私が撮影するのは今 1秒前ではなく1秒後でもなく
今 現在の瞬間なんだそれは記憶ではない」

ジョナス・メカスの言葉
とても良いですね
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