ふぁんたずま

リトアニアへの旅の追憶のふぁんたずまのレビュー・感想・評価

リトアニアへの旅の追憶(1972年製作の映画)
3.6
(本当にしょうもない感想なので無視してください)メカスって名前からどうしようもなく機械属性の映画監督のようなイメージを抱き続けてしまっていたので、だからけっこう田舎の風景がメインのこの映画を観て、なんだかそれが覆るような印象を覚えた。

旅行先で撮ってきたいくつもの写真(映像なんか写真が動いているような感覚じゃなかった?フィルムで観てるせい?)を眺めてながらひとり呟くメカス(そこにはある種の閉鎖系が成立しているわけだ)、を眺める私たちって感じの経験だった気がする。何らかの行為に没入している人が描かれた絵画を見るような。