4Kレストアを見逃して、あーあと思っていたら配信されているじゃないですか。
モノクロで言葉も少ない、劇伴も古めかしく、いわゆる昔の映画です。
なんていうか、ポエトリーというのか、とても詩的な映像で…
1880年、星々の語りかける小さな明かりが電気に変わるその時に、ブタペストで生まれた双子。一人は男を惑わす詐欺師、一人は孤独な革命家。映画の始まり、電気のマジカルショウ。複製され巻き戻されもするよう…
>>続きを読む「気になるあの子をデートに誘うなら、相手が興味あるものを選んだほうがいい。もし何に興味があるかわからない時は水族館か動物園だと高確率で行ける」
なんて話を初心な若者オダくんにしていた際、元ヤン風の先…
幼い頃に生き別れになり、全く違う人生を歩んできた双子のロマンスをファンタジックに描いた作品。
美しい映像とウィットに富んだセリフが絶妙なバランスで、心地よい世界観を作っている。
「本筋に関係ある…
光の中からか影を見るか、影の中から光を見るか…。
エジソンの電球が人々に明るい生活を齎らしたのなら、ドーラの燦々と照らす陽の光の影は誘惑に微睡み、リリの月明かりが灯す影は戸惑いながら真実に愁う。
…
孤児となり生き別れてしまった双子は、革命家と詐欺師へ成長をし、偶然オリエント急行に乗り合わせる。双子は謎の男Zと出会うが、Zは双子を同一人物と思い込んで2人に恋をしてしまう。
映像が白黒だけどとて…
お伽話の中に入り込んだようなモノクロの世界。お星さま同士が発明された電気と同じく煌めいて会話をする。
20世紀の始まりは科学がいよいよ全てを凌駕する時代。
マッチ売りの少女だった双子はそれぞれ生…
© Hungarian National Film Fund- Film Archive/photo:István Jávor