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秋刀魚の味のilのレビュー・感想・評価

秋刀魚の味(1962年製作の映画)
3.0

小津安二郎最後の作品。

画角がやっぱり素晴らしい。

60年頃の時代観を理解できる訳じゃないので、
観たままを素直に受け取れば、
プライベートなんて無くて、
でもそれが家族であり人間であるような気もする。

小津安二郎作品はこれの他に東京物語しか観てないので、ソースが拙いながら言えば、
話の流れは東京物語にも似ている。

長男の小狡い感じや、
次男のやんちゃさ、
長女のチャキチャキ感。

男は馬鹿で、
女は強い。

そんなキャラ設定のところが、
根底にある気がする。


笠智衆の哀愁漂う独特な雰囲気の演技が妙に印象に残る。

で、結局秋刀魚の味とはなんだったのか。
タイトルがもっといいのある気がする映画。
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