マル

秋刀魚の味のマルのネタバレレビュー・内容・結末

秋刀魚の味(1962年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

戦争を経験したお父さんたちの老いや孤独を真正面から描いているものの、シリアスになりすぎないそのバランスが絶妙。同級生三人の愉快な飲みのシーンが多く、それが良かった。

笠智衆が演じるお父さんが、あまりにも日本のお父さんで、彼の醸し出す雰囲気や話し方、表情、全てに脱帽した。小さく丸まった背中で語るラストが切ない。
つまらないとかではなく、本当に心地よくて何度か寝そうになった。
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