千海文麿

秋刀魚の味の千海文麿のレビュー・感想・評価

秋刀魚の味(1962年製作の映画)
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娘が結婚するしないっていうとても家庭的なストーリーからたくさんのことを伝えられる、あるいは観る側が考えさせられるのは本作が名作と語られる所以ですよね〜

この時代は特に女性のしなければならないことが多く、路子は結婚しないのではなく家族を置いて嫁ぐわけにはいかなかったわけで、そこに気づいていなかった男性の想像力のなさって今も本質は変わらないなーって思いました。

戦争に負けて良かったっていうセリフにどれだけの意味が込められてるか、本当に深い作品です。
千海文麿

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