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ハムレットのqpのレビュー・感想・評価

ハムレット(1948年製作の映画)
3.0
 ハムレットは父が死んでしまい、叔父が王になり、母が叔父と再婚します。父が亡霊となって表れて、叔父に殺されたことが分かり、復讐することにします。

 ハムレットはシェイクスピアの作品で題名だけ知っていましたが、初めて観ました。白黒で昔の衣装だとなかなか入ってきません。ハムレットが異常に説明口調でセリフも難しく、日本語の字幕を一生懸命読みました。最近の映画に慣れているからでしょうか。

 ハムレットの父親が亡くなったところから始まるので驚きました。生前の雰囲気や叔父との関係は分かりませんが、亡霊は昔の時代からありなんだなと思いました。あと、地獄に行かせるためには殺すタイミングが重要だということに時代を感じました。

 話は単純だけど、舞台っぽかったからか、全体的に長くは感じませんでした。たしかに誰も幸せにならない悲劇なのですが、悲しかったり残念な気持ちにはならず、誰もいなくなったなという印象だけ抱きました。
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