ナッシュビルのびじゅぼんのレビュー・感想・評価

意外にむつかしい映画だな！　
群像劇としてはピンと来なかったが、アメリカ大統領選挙の映画として見れば、改革を訴える街宣カーのスピーチと、傷を舐めて現状を肯定する歌詞を感傷的な曲とええ声で歌い上げるカントリーソングの歌詞の対比が強烈だなと思いました！
「歌の力でハッピーエンド」とか「カントリーソングの優しい雰囲気」とか生八ツ橋くらい分厚いオブラートに包まれているとはゆえ、カントリーソングに象徴されるアメリカ南部精神の「素朴さ」が狂ってるところがメチャクチャこえーと思ったんだけど間違ってる？