高倉健の遺作。
として知られているが何気に大滝秀治の遺作でもあるそうだ。
主人公の高倉健は亡き妻（田中裕子）の「私が死んだら遺骨を故郷の海に流して」の遺言の通り妻と一緒に乗りたかったマイカー（改造車）で、一人妻の故郷を目指す旅に出る。
道中様々な人々と出会うのだが、この交流が本作の見どころ。個性的な面々はビートたけしをはじめ、草彅剛、佐藤浩一、綾瀬はるか、大滝秀治と豪華絢爛。
そんな人々との触れ合いと奥さんとの思い出を思い出しながら旅を進める。高倉健、さすがにお爺ちゃんになっちゃったな～という感じだが、奥さんとのラブラブぶり等割とホッコリする。結果的に遺作になってしまったが、作品の内容そのものが高倉健の人生っぽい感じがしなくもない。
