20220805-213
2010年代、富山
美術:矢内京子
富山→飛騨高山→京都→大阪→竹田城→瀬戸内→下関→北九州市の門司→長崎県平戸
「このみちや いくたりゆきし われはけふゆく 種田山頭火」…
旅と放浪を分かつのは帰るべき場所があるかないかと劇中で語られる。
見終わってみると出会った人たち皆それぞれ帰るべき場所の形が違ってた気がする、もう帰るべき場所が無い人まで。
そしてロードムービーの醍…
いい映画。
遺作になってしまった事とも重なり、健さんのロードムービー的な。
「夜叉」「ホタル」「あなたへ」と役のキャラこそ違うものの、高倉健自体が醸し出す頼られる人柄からなのか、惚れた女の内縁…
高倉健さんの姿を見ているだけで、なんとも心が締め付けられる。
哀愁というのか。
妻への言葉にならない思いが、表情だけではなく、横顔、後ろ姿からも感じ取れる。
高倉健さんの映画は殆ど見たことがなく、…