のーのー

アメリカン・ジゴロののーのーのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・ジゴロ(1980年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

めちゃめちゃ良かった!
人の後ろ暗さに寄り添える人が、後ろ暗さにずけずけと付け込む人に比べていかに不利な立場で生きているか、という世間の非情さが描かれていてズシンときた。
最後の主人公は絶望的な状況に陥るし、ヒロインも今までとは別の鎖に囚われてしまったようにも思えるけど、世間の枠組みから逃れた自分たちだけの幸せの形を見つけられて、優しい終わり方だったと思う。
ポール・シュレイダー映画観るの数本目になってくると、ラスト十数分の主人公を見て「そろそろ爆発するな」ってのがわかってきて、実際その通りにキレてくれるので面白い。
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