よくある歌手伝記ものの域を出ないような作品だったけれども、そのなかでも上位ぶっちぎりであろう廃れまくり度合いだった。幼少期から。
なんつーか人格形成って本当に家族はじめとした環境、幼少期の経験が大きいんだろうなって。
割とワガママとんでもババアとして描かれてしまって可哀想と思うけど、実際そういう振る舞いだったんだろうな~とも思う。
あと愛の賛歌って副題の割に、おそらく一番の愛パートが始まるのが遅くてえ、まさかこれ?ってなったので物足りなさがあった。もっと他割けたんじゃないかな~。
内容も響かなかったかなぁ…。
暗めで苦労してきたのは分かるけどあんまりエディットに感情移入できないっつーかとんでもババアだし…演出とはいえシーンも飛び飛びだから分かりづらいとこあって。(娘いたくだりとか)
マリオンコティヤールは凄まじかったですけども。
ただ本当思うのが、歌手もので歌のシーン、音無しで表現するのってマジで良くないと思う。ワンシーンだけだけど。悪名高きBECKみたいになるから!(笑)