八百長の汚名を着せられたまま失踪した元世界チャンピオンのボクサーが葛藤の末に現チャンピオンと対戦する話。
公開時、長部日出男がオール読物で数年後カルトムービーになると予言していたし、ぼくもその年のベストテンに入れるほど好きだが新たなファンを獲得出来ないのは監督が小説家だからか?
今回再見してみたら前半が面白くない時のATGみたいでツラいが、田中健が元チャンプだとバレて話が動き出してからが面白くなる。
川谷拓三演じる先輩ボクサーが、自分はもうダメだが40才50才になってもリングに上がれるようトレーニングは続ける・・・とゆうようなことを言うがたぶんこの映画のテーマだろう
それと撮影は佐々木原保志だ