矢吹健を称える会

地獄の銃火の矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

地獄の銃火(1949年製作の映画)
3.6
 なにかこう、オープニングからして異様なテンションの映画だ。いかさまギャンブラーとして出てきた主人公が、実時間でも劇中時間でも5分くらいしか経ってなさそうなのにいきなり敬虔なクリスチャンになるのでびっくりするし、なったらなったでその後も普通にならずものをボコスカ殴って「やべー熱くなっちゃダメなんだけどな」とか言っててカオスである。しかし面白い。すごくいい加減な面白さである。
 マリー・ウィンザーが突然ワンピース姿で登場するシーンが最高。こういうのが見たくて映画を見ている。