このレビューはネタバレを含みます
京劇という世界を学んできた子供たちが、最後は時代の流れにのまれ、学校は閉鎖され、みなそれぞれの世界へと旅立っていく。
子供に厳しく指導する先生、子供たちの態度や悪いことをして叱るシーンはかわいそうだったが、一流の京劇役者にするためには、あの時代のしつけはああだったのだろう。
先生の義兄弟の弟が、スタントマンとして働いていた現場を見に行った際に起こったことは、なんとも悲しい現実を観てしまったようだった。
サモハン、ジャッキー、ユンピョウの京劇役者としての時代を、サモハンが先生となって行ったこの映画はとてもよかったと思います。
No.81